聖華八門《土の門》の練法師。
聖都計画の一環としてグルーンワルズ傭兵騎士団との連絡役をしていた。仮面の下の素顔は侵略者スラゼンの手で拷問されて片目を潰された上に醜く変貌しているが、ガシュガル・メヒムの神殿騎士時代の先輩、バール・デンドルのものだった。
ライリツの虜囚だった身から脱走して放浪しているところをダム・ダーラに拾われて練法師としての促成教育を受けた。表向きダム・ダーラの命令に従っているが、祖国復興と国を滅ぼしたスラゼンへの復讐を願い、ヒゼキア公子ゼナムを保護しているガシュガルとを結ぶことは目的に合致していた。
ゼナムが戦死、ガシュガルは右脚を失う重傷を負い、傭兵騎士団も全滅して、目論見は大いに狂うが、ゴナ砂漠で回収した《黒き操兵》の破片を媒体としてゼナムを生き返らせることに成功する。
僧正編では名を元のバール・デンドルに戻してヒゼキア解放軍を旗揚げする。乗機はダム・ダーラから授けられた呪操兵のツォノ・マ・ソウグ。
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