コンテンツ

ダイカー・ラーフ

定価¥0 特価

 聖刻騎士団《四虎》の一世代前の制式狩猟機。
《大動乱》当時は十六小騎士団制移行前であるため団全体の主力機であり、旗頭として立った団将機《シィフ・バイロン》と共に信者の憧憬として目に焼きつけられた。
 二リート級の長身、重装甲、並外れた膂力と戦闘力は申し分ないが、足の遅さは如何ともしがたく長距離行軍に向いていない。戦闘時において一時的に瞬発力を高めて高速移動ができるが、操縦が難しく転倒の危険を伴う。そのため著しく質的低下をきたした現代の聖騎士には疎まれて制式狩猟機の座を《パイダー・ラーフ》に譲ることになり、本機に乗り続けている者は少なくなった。
 元《聖四天王》のワルサ・ ジュマーダの乗機はダイカーの改造型で《ベルダ・ラーフ》と言う。