


通称は《木龍の操兵》。八機神の一騎であり、聖刻騎士団《四龍》の制式狩猟機《龍》種の元となった機体だ。長らく南部域アーリア国のストラ家屋敷の蔵に仕舞われていたが、どのようないきさつで収められたかは不明。現在はガルン・ストラの乗機であり、前に乗っていたパラシュ・バラーハの記憶を継承している。
機体の特長としては外装や内骨格の大半が木材で構成されており、見た目よりも軽いし、それでいて金属部品が多い操兵に比して耐久性が劣るわけではない。本巻で秘められた能力の一部が明らかになる。
予告しよう。ヴァシュマールとハイダルとの最終決戦において鍵を握る機体であると。