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オーザム

定価¥0 特価

 はぐれ練法師の隠れ里アバタ出身の《火》系術者。
《八の聖刻》のひとつ《黒き僧正》ヴァルダ・カーンの封印を見守ってきた《拝火》灯主の孫。メルとトトの兄。
 一族が密かに保管してきた《炎蛇の錫》と呪操兵フォノ・ヤクーシャ・キランディを無断で持ち出し、ヒゼキア復興を企むダロトの配下となる。使い捨ての道具にされていることはオーザムも理解していたが、彼もまた《黒き僧正》を利用して一族を追放した聖刻教会に復讐することを考えていた。そのために妹のメルを破滅する承知で仲間に引き入れる。だがダロトは《僧正》の乗り手としてクリシュナを選んだ。
《火の門》門主との戦いでキランディは重度の損傷を負うが、八機神の《火龍の操兵》ヤーマ・アシュギニーとして復活を遂げて門主を撃破する。機体では同格となる《月狼の操兵》アビ・アルタシャールに乗るクリシュナに戦いを挑むも敗退する。《炎蛇の錫》によってアルタシャールの機体が乗っ取られて《黒き僧正》と化した。
 妹メルと合流後は《拝火》の本分に立ち戻って《僧正》の再封印に命を賭ける。戦いでオーザムの身命は燃え尽きてしまうが、その意思はメルが引き継いだ。