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ジャラン・ナム

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 東方の傭兵集団、鬼面兵団を率いる操兵乗り。《青髯》なる異名持ち。
 性格はひねくれており、負け戦が好きと豪語する酔狂人。

(東方編)
 東アグ河を渡って東方領域に入ったフェン一行を発見して狩ろうとした。ガルンのパラシュ・バラーハと刃を交えるが、剣を引いて見逃す。

(僧正編)
 大動乱時代からの傭兵仲間ガシュガル・メヒムに誘われてヒゼキア解放軍に参加する。ダウス公子の裡に潜むダム・ダーラを祓うために肉体を傷つけず邪な魔だけを斬る秘剣をガシュガルに伝授する。
 実は聖刻教会の元聖騎士で本名はナム・デュラン。大動乱勃発直前、団将ラドウ・クランドよりミカルド・マディンとともにダム・ダーラを討伐するように命じられた。
 旅の途中、ラーパティに暗殺されかかるが辛くも逃れ、占術師のマサリエを神人の里まで運ぶはめになる。そこでマサリエとは別れてマハなる神人の少女を、ホータンではヴァシュマールで戦うハオを仲間に加えた。北方ではダム・ダーラ一派と激戦を演じるも、ミカルドは早々に死亡、ジャランも力尽きてしまう。
 目が覚めた時、彼以外動けるものは何一つなく、生き残ったのは自分だけと思い込んだ。厭世観にかられた彼は、騎士団には戻らず傭兵暮らしに身を落とすようになる。当然、ゼナム公子の裡で復活したダム・ダーラのことは知っており、生身で戦いを挑むが右腕を切り落とされて重傷を負う。

(神樹編)
 義手をつけて剣を振るえるようなったが、本来の力にはほど遠い。ミカルドとの再会は彼の運命をどう動かすか?